いよいよ物語も佳境にはいってきました。
映像の質は相変わらずの手抜きなしの全力疾走。
ただ、前巻あたりから小説で描かれていた細い部分やセリフがカットそれ、
それぞれの人物の背景だとかの説明が省かれているのが少々気になります。
ってか、省くなよって思うのが巻を進むごとに増えているんですが。
もともと小説2巻を60分にするってのが無理があるような。
ってことで、全6巻の予定が、全7巻に変更となり、自分的には嬉しい変更ですが、
次が来年の春ってどういうことだよ!!!!
小説でいうところの7巻から本物語は始まります。
以下、ネタバレ満載。
前巻最後のシーンで登場したバンシィ、それのちょっと前の時間から。
ベースジャバーから降下したバンシィ、まだショックから立ち直れないバナージをあっさり補足。
ユニコーンとの第1ラウンドはあっさり終わってしまいました。
小説版とどうしても比べてしまうのですが、尺の関係こかあるでしょうが、あっさりしすぎ。
マーサとミネバの論戦もカット。
地球に降りてから変わったミネバなのになぁ。
ブライト艦長、みんなから慕われていると思われるシーン満載。
時に厳しく、時に優しく、見守ってくれるって感じ。
こういう上司がいたら仕事はしやすいでしょうね。
カイやベルトーチカが出てきたのも嬉しい。
前巻ではまさかのMS祭りでしたが、こうやって旧作の顔が出てくるのが嬉しい。
出し過ぎると収拾が付かなくなりますが、こういうバランスは福井先生はうまいと思う。
ってか、マニア過ぎるMSも出てくるし。
ルオ商会とは懐かしい響きだ。
アルベルトとマリーダの関係もスルー。
まぁ、普通に考えてキモイのと、彼の小物臭が減るのが…
映像ではシャトルでの脱出シーンでは小物臭がすごかったですが。
でもなぁ、小説のようにリディと仲良くして欲しかった。
リディ一人では荷が重すぎるって。
ミネバ、降下のシーン。
小説でも屈指の名シーンと言われていたこの場面、
映像で見てても鳥肌がたちましたね。
あと、ユニコーンから降りるときのバナージとの会話がよかった。
微妙に素の自分が出て、いつものミネバにもどるところ。
ジンネマン、漢ってかかっこいい親父さんだ。
なんかね、プルツーとジュドーのやりとりを見ているような感じ。
深い絆を感じさせるいいシーンでした。
格納庫での戦闘中、なにげにマリーダはジンネマンを潰さないようにかばっていたし。
デルタプラス、かっこよすぎ。プラモ作りたくなるくらい。
でも、怒り狂ったマリーダのバンシィの前にフルボッコ。
リディは暗黒面に落ちましたね。
ラー・カイラムとの接続のシーン。
つっこみどころ満載な所なんですが、
ダグサとギルボアが一瞬バナージのメットに写るところなんか憎い。
で、緑発光のサイコフレームに。キタ━(゚∀゚)━!
最後にアンジェロの見せどころが。
ローゼン・ズールでリゼルを撃ち落とすの。
この塗装のリゼル、かっこいい。
って思っていたらシナンジュが出てきて、バズーカを展開、発射して次回に続くと。
来年の春かぁ、長いなぁ。